寒天培地による微生物検査の前処理を自動化!
シンプルな操作と高い分注精度で試験精度の向上に貢献します!
寒天培地対応 微生物検査前処理装置
寒天培地対応 微生物検査前処理装置は、主に食品/飲料メーカーの品質管理工程における微生物検査や生菌数検査の前処理工程を自動化する装置です。
食品衛生検査指針に定められている、寒天培地を用いた培養法に対応。
汚染指標菌検査(細菌数検査)における検査試料の希釈から培地の分注・混釈までを自動で行います。
特徴
操作性
装置にシャーレや検体、寒天培地をセット。
その後、制御用のPCで希釈率などの条件を設定し、スタートボタンを押すだけで、希釈試料液の調製からシャーレ内での混釈までの工程を全自動で行います。
オペレーターの熟練度を問わないシンプルな操作によってヒューマンエラーを低減し、作業効率の向上に貢献します。
分注精度
希釈率は任意に設定でき、最大8段階の希釈が可能です。
分注量は専用ソフトウェアによって制御され、また、分注機構には吐出量を正確に調整できるプランジャーポンプを採用することで、検体:±1%以下(1mL時)/希釈液:±0.5%以下(9mL時)という高い精度で分注を行うことができます。
工程フロー
検体の採取(オペレーター作業)
検体を採取し、試料原液の調製を行います。
希釈試料液の調製
試料原液を希釈して希釈試料液を調製します。
希釈率は8段階まで任意に設定できます。
シャーレへの印字
印字ユニットによって、シャーレにサンプルのロット番号や日付などの情報を印字します。
試料液の分注
シャーレに希釈試料液を分注します(シャーレ蓋の開閉は自動で行われます)。
HEPAフィルターを通したクリーンエアーを供給するブース内操作でコンタミリスクを解消します。
寒天培地の分注・混釈
各シャーレに寒天培地を分注します。
培地の保温機能や混釈機能を標準搭載しており、最大3種類の培地に対応します。
培養・判定(オペレーター作業)
検体が播かれた寒天培地を取り出し、インキュベータで培養します。
標準仕様
装置名 | 寒天培地対応 微生物検査前処理装置 |
型式 | MTAM-01 |
対応培地 | 寒天培地 |
希釈率 | 任意設定可(最大8段階) |
処理能力 | 約100分(以下の条件時) 10検体 希釈率:10-7 N=2 培地のコンタミ確認用として、検体播種開始前と終了後に培地のみのシャーレをN=2で作成 運転終了時、シャーレ計24枚 |
主要機能(標準装備) | 振とう機 希釈分注機 培地分注機 混釈ユニット 検体分注ユニット 印字ユニット |
本体寸法 | W1600 × D900 × H1900mm(突起部を除く) |
重量 | 700kg |
電源 | AC100V(15A) |
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