ここでは、それぞれの要素技術の概要についてご紹介します。

要素技術―分注・希釈│株式会社ピーエムティー

分注・希釈

要素技術―蓋開閉│株式会社ピーエムティー

蓋開閉

要素技術―ロボット制御│株式会社ピーエムティー

ロボット制御

要素技術―秤量│株式会社ピーエムティー

秤量

要素技術―温調・湿調│株式会社ピーエムティー

温調・湿調

要素技術―撹拌・振とう・遠心│株式会社ピーエムティー

撹拌・振とう・遠心

分注は、ピペットなどの器具を使用して検体や試料などの液体を一定量ずつ複数の容器に吐出するプロセスです。
当社では、各種チューブやプレート、バイアル瓶やシャーレなど様々な容器への分注を自動化することができます。

分注・希釈作業の自動化

専用ソフトウェアによる分注量の制御と、吐出量を正確に調整できるプランジャーポンプによって、高い分注精度を実現します。

また、速度やピペッティングなどのパラメータも任意に設定でき、チップの着脱、ピッチ変換、多連ノズルによる分注や連続分注、液面検出にも対応。

安全性の確保が必要な場合は、衝突検知機構を搭載することも可能です。

分注・希釈作業を自動化することで、作業再現性の向上はもとより、ヒューマンエラーや曝露リスクの低減といったメリットが期待できます。

要素技術―分注・希釈/連続分注用ピペット(1本分注用)│株式会社ピーエムティー
連続分注用ピペット(1本分注用)
要素技術―分注・希釈/連続分注用ピペット(8本分注用)│株式会社ピーエムティー
連続分注用ピペット(8本分注用)
要素技術―分注・希釈/自動制御による可変ピッチ変換(9mm~)│株式会社ピーエムティー
自動制御による可変ピッチ変換(9mm~)
要素技術―分注・希釈/自動制御による可変ピッチ変換(9mm~)│株式会社ピーエムティー
自動制御による可変ピッチ変換(9mm~)

主に創薬分野や検査分野では、サンプルを保管する容器の蓋を開閉する作業が多く発生します。
当社では、ロボットや電動パワーシリンダーを使用して蓋の開閉を自動化することができます。

容器の形状やサイズ、嵌合方式に合わせて設計を行うため、スクリューキャップ式チューブやガラス試薬瓶など様々な容器の蓋開閉に対応します。

蓋の開閉状況はセンサーによる確認を行うことで正確な動作を実現。
また、開栓時/閉栓時のトルクを適切に制御することで、確実な開閉動作を行うことができます。

多連同時処理や搬送動作にも対応。
自動化システム内に搭載することで、作業効率や再現性の向上が期待できます。

要素技術―蓋開閉│株式会社ピーエムティー
要素技術―蓋開閉│株式会社ピーエムティー
要素技術―蓋開閉│株式会社ピーエムティー
要素技術―蓋開閉│株式会社ピーエムティー

サンプルの入った容器やプレート搬送などの動作を、ロボットによって自動化します。

メーカー各社のロボットに対応。SCARAロボット(水平多関節ロボット)をはじめ、直交ロボットや、研究室など設置スペースに制約がある場合には人協働ロボットによる自動化のご提案も可能です。

また、対象ワークに応じたロボットハンドを作製することもできます。

各種PLC用ラダー言語組み込み用Windowsアプリ
Keyence各種CPU向けアセンブリ言語Microsoft Visual Basic
三菱CMicrosoft Visual C#
C++Microsoft Visual C++
Labview
要素技術―ロボット制御│株式会社ピーエムティー
要素技術―ロボット制御│株式会社ピーエムティー

チューブや瓶に入った液体の秤量を自動化します。

当社ではSartorius、Mettler toled、A&Dなどメーカー各社の精密天秤を自動化システムに搭載。自動秤量によるデータの取得や、秤量値に応じた希釈液の分注などを行っています。

秤量結果はすべてPCにインポートされ、A剤とB剤を混ぜた際の履歴管理や、生産管理データとの同期も可能です。

要素技術―秤量│株式会社ピーエムティー
要素技術―秤量│株式会社ピーエムティー

冷却、加温、除湿、加湿の各動作を組み合わせ、サンプル保管や試薬層、装置内の温度・湿度を任意に調整できるようにします。

各種プレートやチューブ、シャーレなど様々な容器に対応。

ペルチェ素子などを用いた温調ユニットにも対応可能です。

要素技術―温調・湿調│株式会社ピーエムティー
要素技術―温調・湿調│株式会社ピーエムティー

撹拌や振とうによる試料/検体の混合や均一化を自動化します。

また、既製品の遠心機(スイングローター/アングルローター)に自動蓋開閉機構とワークの自動装填機構を附帯させることで、遠心分離工程の自動化にも対応しています。